去る3月30日三菱重工業神戸造船所において、潜水艦「そうりゅう」の引渡式及び自衛艦旗授与式が行われた。
本艦は「そうりゅう」型の1番艦で、葉巻型船体に吸音タイルを装着、さらに海上自衛隊初のスターリングエンジンを搭載した新型である。
配備先は第1潜水隊群第5潜水隊で、定形港は呉である。
今まで海上自衛隊の潜水艦は「しお」の名がつけられていたが、本艦から「りゅう」の名がつけられた。
言うまでもなく「そうりゅう」は旧帝国海軍空母の名で、今までとは一線を架した潜水艦であることを象徴している。
なお、三菱重工の建造した潜水艦は本艦を含めて23隻目にあたる。
すでに2番艦「うんりゅう」も隣の川崎重工において建造中だ。
報告:松永富夫
全長 84メートル
全幅 9.1メートル
基準排水量 2.950トン
主機関 ディーゼル・スターリング 電気推進1軸 8.000馬力
水中速力 20ノット
乗員数 65名


もセイルに装備される。
セイルのナンバーは出港後消される

必ずハッチにはカバーがかけられる





(2等海佐)に自衛艦旗が手渡される



