リポート

DD115 護衛艦「あきづき」進水式

2010年10月13日水曜日 午前10時40分より三菱重工長崎造船所において護衛艦「あきづき」の進水式が挙行された。

本艦は「つき」クラスの1番艦で、全長151メートル基準排水量5.000トンを誇る。

ガスタービンエンジン4基は64.000馬力、30ノットを発揮、FCS-3型対空レーダー搭載が特徴でVLS垂直発射装置と連動して艦隊防衛に勤める。

なお「あきづき」は旧帝国海軍の防空駆逐艦、自衛隊護衛艦隊旗艦を継承した3代目で、由緒正しい艦名である。

進水した立神第1ドックは戦艦「武蔵」が進水したドックで、後方の赤さびた鉄骨は当時のもの。

報告:松永富夫

式典前、デモンストレーション風景、 すでに艦名「あきづき」の幕が開いている
本艦の特徴FCS-3レーダーは まだ未装備の張りぼて
マストトップ
赤さびた部分が戦艦「武蔵」建造当時の鉄骨
移動クレーンでシャンパンを設置、
断綱するとシャンパンが割れて進水となる
艦首くす球 三菱マークも入ってる
「進水式開始」の号令とともに 「宇宙戦艦ヤマト」のオープニングテーマが 演奏された、進水時には軍艦マーチ!
「本艦をあきづきと命名する」
滑り出しバックで進水する「あきづき」、
「武蔵」進水時は向岸に津波が押し寄せたとか
タグボートに曳航される「あきづき」、
側面の様子や後方にもFCS-3が
装備されていることがわかる