3年に1度の持ち回りで陸海空自衛隊が開催する観閲式、今年は海上自衛隊主催による観艦式が挙行された。
観客が実際に乗艦できるとあって、毎回チケットの抽選率は高騰し人気が高い。
そんな観艦式も今回はインド洋への派遣、原油高騰、艦艇の大型化による隻数の減少などの理由から規模は縮小され、また新政権の鳩山首相がタイASEAN会議に出席のため、菅副総裁が代行する総理不在の観艦式となった。
それでも艦隊運動の緻密さは相変わらず練度が高く、素晴らしい式典を披露してくれた。
本誌は晴天に恵まれた23日の予行を、観閲旗艦「くらま」に乗艦して取材させていただいた。
なお「くらま」はこの後母港佐世保に帰港する際、韓国籍タンカーと衝突事故を起こしているが、現時点で原因はタンカー側にあり、「くらま」と隊員の方々には一刻も早く復帰して防衛ラインにたっていただきたいと願うものである。
報告:松永富夫










「ひゅうが」「そうりゅう」「おおすみ」
LCACなど




MH-53を2機も飛ばしたのは驚き






「おおたか」による
チャフ発射後の高速走行



イージス艦「こんごう」
の後ろに
「あしがら」、
最古(前)と
最新イージス艦の
並航だ



煙突周りを改修工事してあるので
就役時と印象は異なる。
ピットロードのキットを
今風にするには改造が必要だ。